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石垣島で在宅勤務をしていた頃、自宅のネット回線にはBIGLOBE光を使っていた。
日常の通信は基本的に安定していて、「石垣島だからネットが遅い」と感じることはほとんどなかった。
問題になるのは台風だった。
台風の影響で仕事中に停電したとき、自宅の光回線用Wi-Fiルーターは止まり、固定回線が使えなくなった。一方で、ノートPCはバッテリーでしばらく動いた。
そのため私は、台風が近づく前に必要なデータを保存したり、スマホのテザリングやモバイルルーターを試したりしていた。
ただ、実際に停電を経験して振り返ると、予備回線を増やすこと以上に大事だったのは、停電で仕事ができなくなったときに「どう会社へ連絡するか」「復旧をどこまで待つか」「いつ仕事を区切るか」を確認しておくことだった。

石垣島でも普段の光回線は安定していた
石垣島で在宅勤務をしていたとき、自宅の主回線にはBIGLOBE光を使っていた。
普段の仕事で通信速度に大きく困ることはなく、石垣島だからといって、普段からネット回線が遅いと感じることもなかった。
在宅勤務で困ったのは、平常時の通信速度より台風や悪天候による停電だった。
光回線そのものに問題がなくても、停電すれば自宅のWi-Fiルーターは止まる。固定回線が使えなくなっても、ノートPCはバッテリーが残っていればしばらく動く。
「停電=PCがすぐ使えなくなる」わけではないが、「PCが動く=いつもどおり仕事ができる」でもなかった。
台風前に必要なデータを保存し、停電の可能性を会社へ伝えていた
台風が近づいているときは、仕事で必要な共有データをあらかじめ端末へダウンロードしていた。
もちろん、これは勤務先で許可されている端末と保存方法の範囲で行うものだ。仕事のデータを私物端末へ勝手に保存する、という話ではない。
もう一つやっていたのが、停電や通信障害が起きる可能性を事前に会社へ伝えておくことだった。
完全在宅勤務になる前、通勤していた頃は、暴風警報が出ると休みになる運用だった。ただ、完全に在宅勤務になってからは、暴風警報が出たからといって休みになるわけではなかった。
台風が来ても自宅で仕事ができることと、停電して実際に仕事ができなくなったときにどう扱うかは別の話になる。
そのため、台風が近づいている段階で、停電や通信障害が起きるかもしれないことを会社のチャットで共有していた。
実際の通信停止時に、事前に保存していたデータを使ってオフライン作業を続けた経験はない。それでも、台風前にできる準備として、必要なデータの保存と会社への事前連絡は済ませていた。
固定回線が止まった場合に備えてテザリングを試していた
固定回線だけが使えなくなった場合に備えて、スマホのテザリングとモバイルルーターも用意していた。
ただ持っているだけではなく、仕事用PCから接続できるかは事前に確認していた。
スマホ用のモバイルバッテリーも持っていたので、固定回線が止まっても携帯回線が使える状況なら、会社への連絡や急ぎの対応をする選択肢はあった。
一方で、予備回線があるから台風中も普通に仕事を続けられる、というわけではない。
私自身、実際の台風時にテザリングへ切り替えて、そのまま仕事を完遂した経験はない。
予備回線は、固定回線だけが使えなくなった場合に使える選択肢の一つとして考えていた。
予備回線に楽天モバイルを選んだ理由
スマホはもともとBIGLOBEのSIMを使っていたが、固定費を見直したときに楽天モバイルへ変更した。
普段はあまり使わないモバイルルーター用の回線にも楽天モバイルを選んだ。契約した当時、通信量に応じて料金が変わる仕組みが、使用頻度の低い予備回線に合っていると考えたからだ。
また、私は完全な回線分散より、固定費や契約、支払いの管理を増やさないことを優先した。そのため、スマホとモバイルルーターの携帯回線はどちらも楽天モバイルで、携帯回線まで別会社へ分散した構成ではなかった。
2026年9月8日時点でも、Rakuten最強プランは月間のデータ利用量によって料金が決まる仕組みで、テザリングも追加料金なしで利用できる。テザリングで使った通信量は、プランのデータ利用量に含まれる。
ただし、楽天モバイルがあれば台風や停電時にも仕事を続けられる、という話ではない。予備回線を増やす前に、まず現在使っているスマホで仕事用PCへテザリングできるか確認しておく方法もある。
予備回線の候補として検討する場合は、現在の料金や利用条件を楽天モバイルの公式サイトで確認してから判断したい。
仕事中の停電で光回線用Wi-Fiルーターが止まり、スマホから会社へ連絡した
実際に、台風の影響で勤務時間中に停電したこともある。
そのとき、自宅の光回線用Wi-Fiルーターは停止して固定回線が使えなくなった。一方で、ノートPCはバッテリーで動いていた。
スマホの携帯回線は使えたので、まずスマホから会社のチャットへ停電したことを連絡した。
急ぎの仕事があればテザリングで対応するつもりではいたが、実際にはテザリングへ切り替えて仕事を完遂したわけではない。その後は復旧を待っていた。
今振り返ると、スマホ回線が使えれば会社への連絡はできたが、それだけで停電前と同じように仕事を続けられるわけではなかった。
復旧すれば再開し、勤務時間を超えたら翌日対応にした
停電したとき、私の場合は会社へ状況を連絡したうえで、次のように対応していた。
- 停電したことを会社へ連絡する
- 復旧を待つ
- 勤務時間内に復旧したら仕事を再開する
- 勤務時間を過ぎても復旧しなければ翌日に対応する
私が当時していたのは、この区切りだった。
ただし、これは在宅勤務中に停電した場合の一般的なルールではない。連絡方法や待機中の扱い、勤務をどこで終了するかは、勤務先の指示やルールを確認する必要がある。
少なくとも私の勤務先では、完全在宅勤務になってからは、暴風警報が出たことだけで自動的に休みになるわけではなかった。一方で、台風の影響で停電し、ネット回線が使えなくなれば、実際に仕事ができなくなることはあった。
だからこそ、台風が来てから迷うのではなく、停電や通信障害で仕事ができなくなった場合にどうするのかを、あらかじめ勤務先へ確認しておく方がいい。
予備回線より先に、停電時の対応を会社に確認しておく
台風時の在宅勤務を考えると、つい「固定回線が止まったらどうするか」に目が向く。
テザリングを用意する。モバイルルーターを持つ。予備回線を契約する。
どれも選択肢にはなる。
私も実際に準備していて、固定回線だけが止まった場合の逃げ道として用意していた。
ただ、回線を増やしても、「停電したら誰にどう連絡するか」「復旧をどこまで待つか」「その日の勤務をどこで区切るか」までは決まらない。
ここは自分だけで決めるのではなく、勤務先のルールや指示を確認しておくところだと思う。
私の場合は、停電したら会社へ連絡して復旧を待ち、勤務時間内に復旧すれば再開、勤務時間を過ぎても復旧しなければ翌日に対応していた。
そして、台風の進路や状況によっては、勤務時間中でも仕事より自宅の台風対策や安全確保を優先していた。
暴風や強風の中で仕事のために外へ移動するのではなく、必要な台風対策は風が強くなる前に済ませ、危険な状況では安全を優先する。
在宅勤務中に停電すると、「どうやって仕事を続けるか」を先に考えがちだ。
私の場合は、その前に「会社へどう連絡するか」「復旧をどこまで待つか」「今日はどこで仕事を区切るか」を確認しておく方が現実的だった。
予備回線は、その区切りの中で使える一つの手段でいい。