働き方と副業

在宅勤務で暇な日の罪悪感|仕事を増やす前に確認する4つのこと

在宅勤務でやることが少ない日ほど、「今日はほとんど働いていない」という感覚が残ることがある。

朝の社内チャットで「おはようございます。今日もよろしくお願いいたします」と出社報告をしたあと、二度寝をし、買い出しや昼食、娘との時間を過ごして、15時頃から仕事を始めた日があった。

かなり気はゆるんでいたし、立派な働き方だったとは思わない。日報を提出したあとも、「今日はほとんど働いていない」という罪悪感は残った。

この記事でわかること

  • 仕事が少ない日と、仕事を放置している日を分ける確認点
  • 新しい仕事を増やす前に見る4つの項目
  • 罪悪感が残る日を、感情ではなく条件で区切る考え方
在宅勤務でタスク一覧と業務資料を確認する男性

在宅勤務で暇な日は、新しい仕事を増やす前に、今あるタスク・連絡・整理・報告の4点を確認する。

勤務時間中の離席、私用、待機、応答時間の扱いは、会社の就業規則や雇用契約、上司の指示によって異なる。この記事は、二度寝や買い物をすすめる話ではない。仕事が少ない日と、残っている仕事を放置している日を分けるための記事だ。

在宅勤務で暇な日は「今日は働いていない」が残る

以前の職場では、主要な成果物を前日までに仕上げ、当日は問い合わせ対応などのルーティン以外に、大きなタスクがない日もあった。

朝の時点でタスク一覧と前日のメモを見れば、締切のある担当業務や急ぎの依頼が残っているかは確認できた。だからといって、空いた時間に次の仕事を探すほど勤勉だったわけではない。

正直、暇ならそのまま暇でいたかった。わざわざ仕事を探して、忙しくなりたいとは思っていなかった。

それでも、周囲に忙しい同僚がいると、「何か手伝えばよかった」「暇だと思われているのではないか」という後ろめたさは出てくる。

当時はスマホに業務アプリを入れ、チャットや連絡を確認できる状態にしていた。急な会議や、詳細確認が必要な電話、クレーム系の連絡が入れば、仕事へ戻って対応していた。

必要な連絡を切っていたわけではない。ただ、積極的に仕事を探していたわけでもない。なかなか中途半端な社員である。

とはいえ、仕事が少ない日と、残っている仕事を放置している日は同じではない。仕事が残っているのに休憩や気分転換が長引いているなら、この記事で扱う「暇な日」ではなく、先にやるべき仕事がある。

休憩の区切り
在宅勤務中の休憩から仕事再開までの区切りを示す夜のデスクと作業メモ
在宅勤務で集中できない人へ|休憩を長引かせない小さな区切り

在宅勤務で集中できない日は、休憩や気分転換の終わり方を先に決める。仕事を夜に流さないための小さな区切りを整理する。

新しい仕事を増やす前に4つを確認する

罪悪感を埋めるために新しい仕事を探す前に、今ある仕事を放置していないかを見る。私が確認していたのは、タスク・連絡・整理・報告の4点だった。

1.タスク一覧と前日のメモを見る
担当している業務、締切、前日に残した確認事項を見る。未完了の仕事があれば、暇なのではなく、先にやるべき仕事がある。

2.問い合わせ、電話、会議などの連絡を確認する
問い合わせフォーム、電話、社内チャット、会議予定など、通常業務と必要な連絡を見る。当時の問い合わせメールは、基本的に当日または翌営業日までに返信する運用だった。

3.今ある仕事を1か所整える
提出前の成果物を最終確認する。PCやクラウド内のファイル、顧客情報を整理する。翌日のタスクを並べる。新しい仕事を増やす前に、すでに持っている仕事を整える。

4.その日に行った仕事を日報へ残す
問い合わせ対応、顧客情報の整理、会議参加など、その日に実際に行った業務を書く。忙しく見せるために件数を盛ったり、していない仕事を足したりはしない。

4点のどれかが残っていれば、新しい仕事を探す前に、先にやるべき仕事がある。必要な対応と日報まで終わっているなら、罪悪感を埋めるためだけに時間のかかる仕事を増やさない。

暇を埋めるために仕事を増やさなかった理由

正直にいえば、仕事を増やさなかった理由には、単純に面倒だったという気持ちもある。全部を「担当業務を守るための立派な判断だった」と整えると、さすがに話がきれいすぎる。

同僚の作業を多少手伝うことはあった。一方で、上司へ軽い気持ちで仕事を求めた結果、電話対応を自動化するツールの導入調査を任されたことがあった。

同じようなサービスの機能と料金を比較し、資料を請求した。説明の電話やオンラインミーティングにも参加したが、結局そのツールは導入しなかった。

調査そのものが無駄だったとは思わない。ただ、軽い気持ちで拾った仕事でも、引き受ければ軽くは終わらない。比較や説明対応に時間を取られ、問い合わせ対応や顧客情報の整理など、普段の担当業務に手が回りにくくなった。

仕事を増やしたくなかったのは、ただ面倒だったからだけではない。手を挙げた結果、普段の仕事まで詰まった経験もあったため、罪悪感を埋める目的だけで新しい仕事を取りにいくことは避けていた。

4点が終わっているかで区切る

見るようになったのは、立派に働いた気がするかではなく、タスク・連絡・整理・報告まで終わっているかだった。

4点のどれかが欠けていれば、先にやるべき仕事がある。必要な対応と報告まで終わっているなら、罪悪感だけを理由に、新しい仕事を増やす必要まではない。

今日やる1つ

タスク一覧と前日のメモを開き、「残っている担当業務」「今日対応する連絡」「整理する1か所」「日報に書く内容」を1つずつ確認する。

残っているものがあれば、先に対応する。4点の確認と必要な対応が終わっているなら、罪悪感だけを理由に、新しい仕事を探し始めない。

立派な働き方ではなかった。ただ、仕事が少ない日と、残っている仕事を放置する日は同じではなかった。

※本記事は、筆者の体験と一般的な工夫をもとに整理している。結果を保証するものではない。

(筆者注:無理のない範囲で、小さく回す前提)

―― ネギマ|暮らしをことばに残す人

在宅勤務中に日報の作業名へ完了や継続中などの進み具合を書き足している様子

働き方と副業

日報に書くことがないとき|毎日同じでも進み具合を一言足す

日報に書くことがない日は、内容を水増しせず、実際に行った業務へ完了・継続中・相手待ちなどの進み具合を一言足して提出する。

電話や問い合わせ対応で行った確認や調整を日報にまとめる在宅勤務の様子

働き方と副業

日報の業務内容の書き方|件数だけでは見えない確認や調整を一言足す

日報が作業名や件数だけなら、過去履歴の確認や社内調整など、その一件で実際に行った工程を一言足す書き方を整理する。

-働き方と副業
-,