働き方と副業

副業に向いてないかもと不安な人へ|才能より積み上げで見直す

過去にブログを始めたものの、5記事くらいで止まり、「自分は副業に向いてないのかも」と思ったことがある。当時は、自己啓発や思考法の本の解説を書こうとしていた。

休日にまとめて作業しようとしては、そのたびにやりたくなくなっていった。副業できる気がしない。才能がないのかもしれない。そう思う日は、先に向き不向きの結論を出したくなる。

この記事では、副業に向いてないかもと不安になった日に、才能ではなく「やった/直した/残した」の積み上げで今日の作業を見直す。

この記事でわかること

  • 「副業に向いてないかも」と感じる原因を、才能だけで決めない見方
  • 過去に止まった経験を、記事ネタ精査や準備不足として見直す視点
  • 「やった/直した/残した」で今日の積み上げを確認する手順
木の机にノートと付箋を並べ、パソコンの前で副業の作業を見直している様子

向き不向きの結論は、今日出さなくていい。まずは、今日の作業を「やった/直した/残した」のどれかで積み上げとして見る。

副業に向いてないかもと思う日は、比較で自分を採点している

副業に向いてないかもと思う日は、だいたい自分の中だけで悩んでいない。他のブログを見る。記事数を見る。文章のうまさを見る。デザインを見る。収益報告を見る。検索順位を見る。

すると、自分の作業は急にしょぼく見える。まだ5記事しかない。文章も硬い。見た目も整っていない。収益もない。検索順位も見えない。

ここまで並べると、だいぶしんどい。というか、採点項目が多すぎる。

当時の私は、他人の成功談を見るたびに、記事数、文章力、デザイン、収益、検索順位の全部で自分を採点していた。その結果、「自分は副業に向いてない人なのかもしれない」と考えるようになった。

たしかに、向き不向きはある。体力、時間、家庭の状況、本業の忙しさもある。そこを無視して「誰でも続けられる」と言うのは、かなりうさんくさい。

ただ、比較で揺れている日に、才能の有無まで決めなくていい。その日に見るのは、向いているかどうかではなく、今日の作業に何が残ったかでいい。

5記事で止まった原因を、才能不足だけで終わらせない

私が過去にブログで止まったとき、最後のほうはかなり迷走していた。自己啓発や思考法の本の解説、誰かの名言をネタにしたりしていた。もはや書きたいことが薄くなり、映画レビューのような方向にも流れていた。

ネタ探しのつもりで、積読していた啓発本、ブログ運営、マーケティング本を見ていた。SEO、収益化、ライティング、キーワード、マーケティング、セールスライティング、行動心理学、情報商材。目についたものを集めていた。

勉強している感じはあった。だが、記事は増えていなかった。

いま考えると、なかなか不毛である。

当時は「記事を書けていない=進んでいない」と見ていた。だから、書けない日が続くほど、自分には才能がないのだと思いやすかった。

でも振り返ると、足りなかったのは才能だけではない。書きたいテーマがあるか。書ける記事ネタまで落とせているか。ブログ全体で何を書くのか。書く前の手順があるか。

そこがかなり曖昧だった。止まった理由を「才能がない」で閉じる前に、書く前に次に続けやすい形があったかを見てもよかった。

本文を書けない日も、積み上げはゼロではない

副業ブログだと、本文を書いた日だけを「進んだ日」と見やすい。たしかに、公開記事が増えるのは大事だ。下書きだけが増えても、読者には届かない。

とはいえ、本文を書けない日を全部ゼロにすると、準備している日まで失敗扱いになる。

記事ネタを見直した。検索意図を確認した。実体験メモを残した。読者に何を渡す記事かを考えた。記事ごとのメモを作った。

これらは、公開画面にはまだ出ない。でも、次に書く自分を助ける。

昔の私は、ノウハウを集めても、次に何を書くかが残っていなかった。だから、勉強した感じだけが残り、記事は増えなかった。

1行だけ書く
白紙のノートにペンで1本の線を書き始める手元
調べすぎてブログを書けない人へ|調べるのをいったん止めて1行だけ書く

調べすぎでブログを書けない日は、情報を足す前にいったん止める。タイトルか見出しを1行残し、次に書き出す位置を決める。

今は、本文を書けない日でも、記事ネタ、検索意図、実体験メモ、記事ごとの反省メモが残る。過去と今の違いは、才能というより、作業後に次に続けやすい形が残っているかだった。

今日の作業を「やった/直した/残した」で見る

副業に向いてないかもと感じた日は、作業量を増やすより、今日の作業をどう見るかに戻したほうがいい。

向き不向きを決め直す前に、まず今日の作業が「やった/直した/残した」のどれに入るかを見る。

チェック:今日の作業を3つに分ける

  • やった:記事ネタを精査した。検索意図を確認した。実体験メモを残した。
  • 直した:タイトル案を変えた。見出しを並べ直した。書く前の手順を見直した。
  • 残した:記事ごとのメモを残した。次に続ける1行を置いた。

ここで大事なのは、全部を埋めることではない。今日の作業が、どれか1つに入ればいい。

本文を書けたなら「やった」。言い回しや構成を変えたなら「直した」。次に続けるメモを残したなら「残した」。このくらいで見ると、作業した日が全部「できなかった日」になりにくい。

テンプレ:今日の積み上げメモ

  • やった:____
  • 直した:____
  • 残した:____

空欄があってもいい。むしろ、全部を埋めようとすると重くなる。今日の作業を1つだけ拾って、「これは積み上げだった」と見える形にする。

「今日の積み上げはこれ」と書いて閉じる

副業に向いてないかもと不安な日は、結論を急ぎやすい。自分には才能がない。続かない。時間もない。どうせ無理だ。

そう考え始めると、今日の小さい作業まで見えなくなる。だから、最後は大きな反省にしない。

今日の作業を、「やった/直した/残した」のどれか1つで書く。

  • やった:記事ネタを1つ見直した
  • 直した:タイトル案を1つ変えた
  • 残した:次に続けるメモを1行残した

最後に、「今日の積み上げはこれ」と書いて閉じる。

これで副業がうまくいく、という話ではない。収益も検索順位も保証しない。ただ、向いてないと決める前に、今日の作業を失敗扱いしないで済む。

才能の結論は、もう少しあとでいい。

まずは今日、何をやったか。何を直したか。何を残したか。全部できたかではなく、何か残ったかを見る。

そこだけ見ておけば、次の自分が少しだけ作業に触りやすくなる。

※本記事は、筆者の体験と一般的な工夫をもとに整理している。結果を保証するものではない。

(筆者注:無理のない範囲で、小さく回す前提)

―― ネギマ|暮らしをことばに残す人

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