週末にまとめてブログを書こうと思っていたのに、気づいたら夜になっている。
家事をして、買い物に行って、家族と少し外に出て、帰ってきたころには体力がだいぶ減っている。そこでようやくPCを開こうとすると、机の前で手が止まる。
「今日も何もしていないな」と思う。まあ、そういう日もある。そう言えれば楽なのだが、ブログの場合は、放っておくと次にどこから触ればいいのかまで分からなくなる。
この記事でわかること
- 週末にまとめてブログを書けないとき、平日の夜に何から始めればいいか
- ブログが書けない原因を努力不足にしない考え方
- 準備、下書き、清書を分けて、次に触る場所を残す方法

夜に全部やらない。今夜は1工程だけ進める。
週末にまとまった時間を取りにくい人ほど、平日の夜は次に触る場所を残すくらいが現実的だ。
ブログが書けない日は、文章力だけの問題ではない。作業が大きすぎて、どこから手をつけるか見えなくなっているだけのこともある。
週末にまとめて書こうとすると、逆に重くなることがある
週末にまとめて書く作戦は、悪くない。まとまった時間が取れるなら、調査も構成も本文も進めやすい。
ただ、週末は予定通りに空くとは限らない。洗濯、買い物、食事、子どもの相手、外出。どれも大事なことなので、ブログだけを優先するわけにもいかない。
問題は、週末に書けなかったことそのものではない。書けなかったあとに、「また何もしていない」という自己嫌悪だけが残ることだ。
さらに、そのまま平日の5日間が過ぎると、何を書こうとしていたのか分からなくなる。タイトルも、構成も、調べたことも、頭の中で少しずつ薄くなる。
週末に頼りすぎると、予定が崩れた瞬間に作業全体が止まる。ここは、気合いより仕組みで見たほうがいい。
ブログが書けない原因を、努力不足にしない
ブログが書けないと、すぐに「自分は続かない」と思いやすい。
たしかに、続けるには手を動かす必要がある。そこはごまかせない。ただ、書けない原因を全部努力不足にすると、次に直す場所が見えなくなる。
平日の夜に一番重いのは、本文を書くことより、PCを開く前だったりする。開いてしまえば少し進むのに、開くまでがやたら遠い。
このとき頭の中で「記事を完成させなければ」と考えていると、作業はさらに重くなる。完成までの距離が長すぎて、最初の一歩が見えない。
ちゃんとやる、で全部押し切れるなら誰も困っていない。
必要なのは、気持ちを強くすることではなく、作業を小さく分けることだ。今日やる範囲が小さければ、夜でも触れる可能性が残る。
平日の夜の短時間では、作業を3つに分ける
平日の夜にブログを書くなら、準備、下書き、清書を同じ日に全部やろうとしないほうがいい。
以前の私は、調べながら書き、書きながら構成を変え、直しながら進めていた。こうなると、ずっと作業しているようで、実は方針転換ばかりしている。
記事タイトルを変え、見出しを変え、途中で検索意図も気になり、また調べる。気づけば本文はあまり進んでいない。いま考えると、なかなか不毛である。
そこで、作業を次の3つに分ける。
- 準備:書く前の迷いを減らす
- 下書き:仮置きした流れを少し固める
- 清書:読者に渡す形へ整える
この3つを分けると、今夜やることを1つにできる。完成させる日ではなく、準備だけの日があっていい。下書きだけの日があっていい。
平日の夜の短時間で大事なのは、記事を完成させることだけではない。次回、同じ場所から再開できる状態を作ることだ。
準備は、書く前の迷いを減らす工程
準備は、本文を書く前に考えることを減らす工程だ。
ここで完璧な構成を作ろうとすると、また重くなる。準備は、まず仮で置くくらいでいい。
まず、記事タイトルを仮で置く。仮なので、あとで直していい。大事なのは、何の記事なのかを自分で見失わないことだ。
次に、読者に何を伝える記事かを1行で書く。たとえば、この記事なら「夜にブログ作業を再開するために、準備・下書き・清書を分ける」となる。
キーワードも軽く見る。ただし、ここでは深掘りしすぎない。検索者が何に困っているかを確認するだけでいい。
さらに、自分の体験メモを残す。これは、あとで本文を自分の言葉に戻すための材料になる。週末に書けなかったこと、夜にPCを開けなかったこと、調べるだけで終わったこと。きれいな文章にしなくていい。
最後に、H2を仮で並べる。順番が変わってもいい。見出しがあるだけで、次に触る場所が見える。
【準備メモ】
仮タイトル:
__________
この記事で読者に伝えること:
__________
主に拾うキーワード:
__________
使えそうな体験メモ:
__________
仮H2:
1.
2.
3.
4.
準備は、記事を書く前の助走ではない。迷いを紙の上に移して、本文に入りやすくするための工程だ。
ここで置いたものは、下書きや清書の中で少しずつ本番用に近づけていけばいい。
下書きは、仮置きした流れを少し固める工程
下書きでつまずくのは、最初からきれいな文章を書こうとするからだと思う。
公開する文章にしようとすると、言い回しが気になる。導入が弱い気がする。見出しの順番も不安になる。そうして、また手が止まる。
下書きでは、準備で仮置きしたものを少し固めていく。H2の順番を見直し、主に拾うキーワードを確認し、体験談をどこに入れるか決める。
もちろん、ここで全部を確定させなくてもいい。ただ、書くたびにタイトルや見出しを考え直す状態からは抜けたい。
それから、各H2に言いたいことを1行で置く。もう少し触れそうなら、2〜3文だけ本文を入れる。ここで完成文にしようとしなくていい。
下書きの役割は、公開できる文章を作ることではなく、次回の自分が続きを書ける状態にしておくことだ。
たとえば、H2の下に「週末に頼ると、予定が崩れたときに再開場所が分からなくなる」と書く。これだけでも、次の日の自分は少し助かる。
導入も、仮で書く。うまく始めようとしなくていい。あとで直す前提なら、下書きの心理的な重さは少し下がる。
各H2に少しでも本文が入ったら、その日は終わってもいい。結論も仮で置く。止まったら、次に触る場所だけ残す。
清書は、読者に渡す形へ整える工程
清書は、文章を立派にする工程ではない。下書きで固めた流れを、読者が読める文章に整える工程だ。
まず見るのは、体験談と主張がズレていないか。自分の話が長すぎて、読者の確認点が見えなくなっていないかを見る。
次に、他の記事との整合性を見る。この記事で深掘りしすぎると、別の記事で扱う話まで抱え込むことがある。
たとえば、夜活の上限、家庭との合意、調べすぎて止まる問題、続かない前提の仕組み化。どれも大事だが、この記事では広げすぎない。
今回扱うのは、夜にブログ作業を再開するための工程分けだ。ここを外すと、記事が急に総合ガイドになる。
そのうえで、自分らしい文章になっているかを見直す。きれいすぎる説明だけになっていないか。逆に、自分語りだけで終わっていないか。
最後に、見出しと本文のズレ、誤字脱字、公開前に読者が迷いそうな箇所を確認する。清書は、気合いで磨く場所ではなく、公開前に読める形へ近づける場所だ。
今夜やるなら、タイトルと読者に伝えることだけでいい
今夜ブログを少し進めるなら、記事を完成させなくていい。
まず、記事タイトルを仮で1つ書く。次に、「この記事は読者に何を伝える記事か」を1行で書く。
それだけでも、準備は進んでいる。少なくとも、次にPCを開いたとき、まっ白な画面から始めなくて済む。
もう少し触れそうなら、準備、下書き、清書のどれをやるか1つだけ選ぶ。
- 何を書くか迷っているなら、準備をする
- 見出しはあるが本文がないなら、下書きをする
- 本文はあるが公開できないなら、清書をする
全部やろうとすると重い。1つだけなら、夜でも触れる日がある。
ここで大事なのは、作業量を増やすことではない。次に触る場所を残すことだ。
止まったら、手詰まりを1行で残す
夜の作業は、途中で止まることがある。眠い日もあるし、家の用事が入る日もある。そういう日は、無理に取り返そうとしなくていい。
止まった日は、手詰まりを1行で残せばいい。
【詰まり1行ログ】
詰まり:
__________
原因:
__________
次の一手:
__________
たとえば、「導入が書けない」「体験談の入れ場所が決まらない」「キーワードを調べすぎている」と残す。
原因も、細かく分析しなくていい。「眠い」「見出しが多い」「何を伝える記事か曖昧」くらいで十分だ。
次の一手は、1つだけにする。「仮タイトルを直す」「H2を1つ見直す」「体験メモを3行書く」。このくらい小さいほうが、次の日に再開しやすい。
直す点を増やすと、また重くなる。詰まりログは反省文ではない。次の自分へのメモだ。
週末に頼りすぎないほうが、ブログは再開しやすい
週末にまとめて書けるなら、それでいい。まとまった時間で一気に進む日もある。
ただ、週末が毎回空くとは限らない。だから、週末だけを頼りにすると、崩れたときに再開しにくくなる。
平日の夜に、準備だけする。別の日に、下書きだけする。さらに別の日に、清書だけする。
こう分けておくと、作業できない日があっても、全部が止まった感じになりにくい。
ブログを続けるというと、毎日何かを進めることのように感じる。でも、家庭持ちには家庭持ちの進め方がある。生活を崩してまで、夜を全部ブログに渡す必要はない。
今夜やるなら、記事タイトルと「読者に何を伝える記事か」を1行で書く。もう少し触れそうなら、準備、下書き、清書のどれをやるか1つだけ決める。
作業できない日は、スキップしてもいい。ただ、次に触る場所だけは残しておく。
完璧に続けるより、止まっても再開できる形を作る。夜のブログ作業は、そこからでいいと思う。
※本記事は、筆者の体験と一般的な工夫をもとに整理している。結果を保証するものではない。
(筆者注:無理のない範囲で、小さく回す前提)
―― ネギマ|暮らしをことばに残す人